たたいてまわして音実験
ショー部門
ブース部門
実験ショー&ブース紹介
実験ショー:「たたいてまわして音じっけん」

ショーでは、みんなでやってみて楽しい簡単な実験を行います。
音の仕組みがわかったら、お家でもぜひやってみてほしい実験です。
- 音の正体は?
音で一番身近なのは、みなさんの声です。声のでる仕組みをお話しつつ、音の正体についてお話していきます。 - たたいてパイプ
簡単なパイプをたたいて音を出してみよう。実はこのパイプにも、音に関係する秘密があります。これをみんなで考えてみよう。 - バンジーチャイム
金属でできたパイプを沢山作って曲を演奏します。なんの曲かわかるかな? - ホースで音を出してみよう
ホースを楽器にしてみよう。どんなやり方かな?楽しいけどちょっと危ない?ホース実験をします。
ブース展示:「音の形をみてみよう」
ブースではちょっと難しいミニ実験を行います。色々な実験道具を使って音の形をみてみます。
音の形とはどんな物でしょうか。みなさん全員が参加できる道具も用意しています。また、ショーで使った道具の体験コーナーも作りますので、たくさんの参加まってます。

- 音は波?(クント管実験)
発泡スチロールが入っている筒に音をあてると、音の波の形を見ることができます。
この道具をみなさんと一緒に実験します。 - 砂が動く?
ビニール袋をピンと張った状態で、その上から砂をまきます。そこにメガホンを使って大きい声でさけぶとその声の力で砂が飛びはね、模様が浮き上がります。君の声はどんな模様かな? - 音の模様(クラドニ図形実験)
鉄板に砂をまき、パソコンからスピーカーである音を出すと、とてもきれいな模様ができます。
同じようにスーパーボールを使っても模様を作ることができます。砂の変化の様子をみてみよう。
体験コーナー
ショーで使ったパイプ・ホース等を体験できるコーナーです。やってみたい子は集まれー!
仲良く順番に遊んでね!
実験ショー&ブースのポイント
今回の実験は音の実験を行います。とても身近な音ですが見る事が出来ないため、どんなものか子供達に伝えるのが難しい内容だと思います。音は中学校1年で学ぶ内容になります。これを色々な道具や体験を通じて音の正体が振動であることを伝え、いかに印象付けるかを考えてながら実験を行っています。実験を通じて勉強や自由研究に役立てば成功だと考えています。
実験ショーでは、音が振動である事に加え、音階について簡単に解説します。実験は、パイプを叩く振り回すという簡単な方法です。この何気ない方法で起こることも若干の解説を行うことによって、基本的な仕組みを理解するのを助ける、又は興味をもってもらうのが主な狙いです。
展示ブースでは、普段見ることの出来ない音の形を見る実験を行います。砂などのとても軽い物に音の振動を伝える事で、波の形や模様を浮かび上がらせる事ができます。大きな声やスピーカーの音で模様が出るのは一見の価値ありだと思います。参加していただいた方には、簡単に音の形を見る実験の行える道具もお渡しします。また、実験ショーで使った道具の体験コーナーも準備しますのでブース展示にもお越しください。
何気なく普段生活していても、良く考ええてみると不思議な事やわからない事は沢山あると思います。これらに興味をもってもらうため、ほんの少しだけ手助けできればと思っています。私と一緒に色々な不思議を探してみましょう!
プロフィール

氏名:浅沼 直樹(あさぬま なおき)
所属:青森県立三沢航空科学館
2000年に地元工業大学電気工学科を卒業。もともと事務職だったが、配置換えを機にインストラクターとなり、工作・実験の実演や開発を行う。青森県内に年間数十件出前授業を行っているが、県外で活動するは今回が初めて。ついでに、飛行機に乗るのも初めて。ここ数年言われている理科離れが少しでも解消できるよう、だれでも簡単に理解できるような実験・工作の開発・実演を目指し試行錯誤中。