光を混ぜるとおもしろい!?~青色LEDがノーベル賞の理由~
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実験ショー&ブース紹介

みなさんのまわりには、光があふれています。太陽の光、電球の光、ろうそくの光…。
今回の実験ショーでは、ハカセと助手のぴかりちゃんのコンビで実験をしながら、光と色のヒミツにせまっていきます。
- わけるとわかる!光のフシギ
じつは白い光にはいろんな色が混ざっている!?
実際に光を虹色にわけてみましょう! - 光を混ぜるとおもしろい!!
いろんな色の光を混ぜると、何色ができるかな?
たくさんまぜるとおもしろい!? - インクを混ぜて色をつくろう!
光とインクの違いとは?
RGBとCMYKってなんだろう? - 白色LEDの仕組みを明らかに!
じつは中身はとっても単純なんです。
ブースでは、青色LEDがどうしてノーベル賞を受賞できたのか、そのすごさにせまっていきます!
実験ショーではハカセが登場しますが、皆がイメージする「ハカセ」とはどんな人でしょう?白髪のおじいさん?頭が爆発している?
いったい、本当の「ハカセ」の正体とは…!?
実験ショー&ブースのポイント
今回のショー&ブースのねらいは大きく分けて3つあります。
まず1つ目として、「科学=おもしろい」「理解すること=おもしろい」という経験をたくさん積み重ねることで、「新しいことを見つける/物事の本質を理解する」ことへの興味を育んでほしいと思います。すべては興味を持つことから始まります。視覚的に印象に残る実験を通してまずは興味をひき、思わず「もっと知りたい!」と思わせるようなショーを提供します。
2つ目に、「科学の考え方」を身につけて欲しいと考えています。インターネット等を用いて、欲しい情報がすぐに手に入るようになった現代では、単に知識を蓄積するだけではなく、情報の取捨選択や正しい情報の判断といった「自ら考える力」を身につけていくことが重要であると考えています。単に実験を見せる一方向の情報伝達だけではなく、来場者のみなさんと一緒に考え、試行錯誤をすることで、「科学の考え方」を身につけていくきっかけを提供したいと考えています。
そして最後に、東大生や博士課程学生を身近に、さらに言えば来場した子供たちにとって未来の延長線上に具体的に想像できるような、そんな存在にしたいという思いがあります。「ハカセ」は普段の生活ではあまり関わりがなく、なんだか気難しくて近寄りがたいイメージはありませんか?今回のショーやブースの中で、日々研究に携わっている学生と実際に触れ合うことで、そのイメージを変えることを目指します。
プロフィール

氏名:山田 諒 (やまだ りょう)
所属:東京大学大学院 博士課程1年
小さい頃から数学や理科に興味を持ち、そのまま理系の道へ。東京大学理科二類に合格し、サイエンスコミュニケーションサークルCASTというサークルに所属。科学の楽しさを伝える活動を行っていました。現在は化学を専攻し、本物の「ハカセ」のたまごとして日々研究に励んでいます。
ぴかりちゃんは島 日佳理さん。大学のサークル時代からのコンビです。東大農学部の修士課程を卒業し、今年度からは塾講師として、生徒が頭をフル回転させながら理科や数学の楽しさを感じられるような授業ができるよう日々精進中。