鉄人実験ショー
みなさん !! 空気よんで、楽しい流れについてきて !  (矢野 礼美さん)
くまちゃんブランコで大車輪 (東郷 伸也さん)
「炎」のステージ (神田 昌彦さん)
サイエンスコンサート~音を科学しよう!~ (網倉 聖子さん)
君ならできる! eco な実験・パフォーマンス (らんま先生)
エキシビション
山内中学校科学部/美東中学校サイエンス部

「炎」のステージ


実験ショー紹介


実験のテーマは、「炎」です。
ゆらゆら揺れる「炎」の中には、科学の原理がたくさんつまっています。
「危ない」「こわい」と目をそらすのではなく、ものが燃える現象をしっかりと観察してみましょう。
きっと、新たな発見があると思います。

  1. もえる水
    水が燃えるってホントかな!?
    秘密の水の正体を君だけにそっと教えるよ!(*^_^*)
  2. 空き缶と紙コップで......
    コーヒーの空き缶に紙コップをかぶせます。
    この空き缶をライターで暖めるとどうなるかな?
    その瞬間を見逃さないように。まばたき禁止です!
    (◎_◎;)ハッ!
  3. 謎のシャボン玉
    いつ見てもワクワクするシャボン玉。
    手のひらの上でシャボン玉を膨らませて......。
    でも、「炎」とどんな関係が?詳しくは会場で!!
    Σ(゜ロ゚;)!!
  4. アルキメデスの光線銃(こうせんじゅう)
    アルキメデス(古代ギリシャの科学者)のレジェンド!
    敵の軍船を太陽の光(熱)を集めて焼いたという伝説の実験に挑戦します。
    ご期待ください。§^∠^§

 「炎」は、私たちに「明るさ」や「暖かさ」などの恵みを与えてくれます。しかし、その一方で、扱い
方を間違うと非常に危険でこわいものにもなってしまいます。
 もし、「炎」について実験で確かめたいことがあったら、まずはまわりの大人に相談してみましょう。そして、必ず大人の人と一緒に実験してみてください。
 わからないことがあれば、気軽に沖縄こどもの国や神田までお問い合わせくださるようお願いします。

実験ショーのポイント

「火あそび」のすすめ

 「炎」には、不思議な魅力があります。「炎」の不規則なゆらぎに心を奪われ、時間が経つのも忘れたという経験はありませんか?リラックス効果や癒やし効果を持つとも言われる「炎」。そう、童話「マッチ売りの少女」では小さな炎の中に理想の姿を映し出すようすが描かれました。
 人類の祖先は、太古の昔に「炎」と出会い、長い進化の過程を通して「炎」の利用法について試行錯誤を繰り返してきました。沖縄県八重瀬町で発見された港川人も三内丸山(青森県)の縄文人も「炎」のより良い使い方を考えていたはずです。思えば、「炎」を上手にコントロールする術を工夫することが科学の芽生えであり、日々発展を続ける科学技術のルーツは、人類が「炎」を手に入れたことにあったともいえるでしょう。
 「炎」の正しい扱い方について子供たちへ確実に伝えていくことは、私たち大人の責任です。例えば、ナイフが危ないからと子供たちから遠ざけてばかりでは、その本当の危険性も実感できないし、ましてやその上手な使い方は全く身につきません。
 「炎」を安全に扱うためには、「炎」が起きるための3つの条件をしっかり押さえておく必要があります。則ち、「燃えるもの」と空気中の「酸素」と「熱」です。この条件が1つでも欠けると「炎」は起きません。これらの条件を加減することで「炎」をうまく制御することができます。
 また、実験を行う際には、「子供は必ず大人と一緒に行うこと」「炎の回りに燃えやすいものを置かないこと」「万一に備え、消火用の水等を準備しておくこと」「火を燃やしている時は絶対にその場から離れないこと」等を徹底することが大切です。
 さあ、準備が整ったら実験に取り組んでみませんか。そして「炎」の恵みを存分に楽しんでほしいと思います。(^_^)/~~~


プロフィール

氏名:神田 昌彦(かんだ まさひこ)
所属:青森県藤崎町立明徳中学校

 弘前大学教育学部卒。平成元年~弘前市内各中学校へ勤務。平成20年度~黒石市教育委員会、現在は明徳中学校勤務。平成13年よりMr.マサックこと工藤貴正氏に師事。以来、青森県内各地のイベントで理科実験や工作を演示・指導。平成18年~「青少年のための科学の祭典全国大会」で発表。平成20~21年「秋田ふるさと村マジックの祭典」出演。平成19年度東レ理科教育賞(佳作)。日本教育文化研究所理事。(株)日本原燃アドバイザー。祭典」出演。平成19年度東レ理科教育賞(佳作)。日本教育文化研究所理事。(株)日本原燃アドバイザー。